「どうしてこんなに自分を責めてしまうんだろう」
「相手の顔色が気になってしまう」
「悪い方ばかり考えてしまう」
そんなふうに考えてしまうことはありませんか?
私たちは育った環境や経験の中で、無意識に「考え方のクセ」を身につけることがあります。
これは性格そのものではなく、自分を守るために身につけたパターンかもしれません。
例)
「今日はお菓子を食べた。もうダイエット失敗だ」
「仕事で1つミスした。私は仕事ができない」
完璧を求めるほど行動することが怖くなったり、少しの失敗で強く落ち込んだり、自分にも他人にも厳しくなりやすくなります。
例)
「告白して断られた。誰にも好かれない」
「仕事で注意された。何をやってもダメなんだ」
一度の出来事が自分全体の評価になり、新しい挑戦や人との関わりを避けやすくなることがあります。
例)
「10人に褒められても、1人の否定だけが気になる」
「仕事がうまくいっても、ミスした部分ばかり思い出す」
自分の良さや周囲の優しさが見えにくくなり、「どうせダメだ」という感覚が強くなりやすくなります。
例)
「(うまくいったことでも)たまたまだよ」
「(褒められても)誰でもできることだから」
自信や達成感が育ちにくく、頑張っても満たされない感覚が続きやすくなります。
例)
「仕事を任されたけど、失敗する気がする」
「メールの返事が遅いということは、怒っているに違いない」
不安が強くなり、自分から行動できなくなったり、人間関係で疲れやすくなることがあります。
例)
「取り返しのつかない失敗をした」
「成功したのは運が良かっただけ」
自己肯定感が下がりやすく、人と比べて落ち込みやすくなることがあります。
例)
「こんなに不安だから、きっと無理だ」
「気分が沈んでいるから何も良くならない」
感情がそのまま現実になり、自信を失ったり、行動を制限しやすくなります。
例)
「家事は完璧にやるべき」
「人に頼ってはいけない」
自分にも他人にも厳しくなりやすく、常にプレッシャーや疲労感を抱えやすくなります。
例)
「私は仕事ができない人間だ」
「あの人は冷たい人だ」
自分の可能性を狭めたり、人間関係のすれ違いにつながることがあります。
例)
「場の空気が悪いのは私のせいかも」
「相手が元気がないのは私が何かしたのかな」
必要以上に責任を抱え込み、自分を責め続けて疲れやすくなることがあります。
当てはまるものが多かったとしても、「考え方が間違っている」「自分がおかしい」と責める必要はありません。
こうした思考のパターンは、過去のあなたが、その環境の中で自分を守るために身につけてきたものかもしれません。
人は安心できない環境の中では、傷つかないようにしたり、受け入れてもらうために、無意識のうちにさまざまな工夫をします。
そして、そのときは必要だったパターンが、大人になった今の人間関係や生き方では、苦しさにつながってしまうことがあります。
でも、気づくことができたなら、少しずつ違う選択を増やしていくこともできます。
「どうしてこんな自分なんだろう」ではなく、
「今まで、どうやって自分を守ってきたんだろう」
そんな視点で、自分を見てみることも大切かもしれません。
