コップに水が半分入っている状態を見て、どんなことを思いますか?
ブログをご覧いただきありがとうございます。
セラピストのKOHIROです。
ここに、コップがあります。そこには、半分水が入っています。
さて、半分水が入っている状態のコップを見て、みなさんは、どう思われたでしょう?
- ① 水が半分入っている
- ② 水が半分も入っている
- ③ 水が半分しか入っていない
このどれかかな?と思いますが、いかがですか?
①は、事実をそのまま受け止めている状態。
②は、半分入っているという事実を、足りている視点で捉えている。
③は、半分入っているという事実を、足りないという視点で捉えている。
一つの事実に対して、3つも捉え方があるんですよね。
状態によって変わる「心のフィルター」
例えば、喉が潤っていたり、特に水を欲していない、困っていない状況なら、①や②のように捉えることができると思います。
でも、喉がカラッカラで、今すぐガブガブ水を飲みたいぐらい枯渇した状況だと、③のように、足りない!という捉え方にどうしてもなっちゃうと思います。
この半分入ったコップの水の例えは、私もセッションの中でお伝えすることもありますし、心理の世界ではよく使われるものかなと思います。
ひとつの事実には、複数の意味がある
「コップに水が半分入っている」このことから、2つのことが言えます。
一つ目は、ものごとは、一つの面からだけでなく、いろんな面から見ることができるということ。
起きた出来事や、誰かの言動に対して、「こうとも、ああとも捉えられる」。ひとつの側面しかないわけではなく、複数の側面が必ずある。つまり、複数の捉え方ができるんです。
例えば、
リストラされた(という事実)に対して、「最悪だ…、困った…」と捉えることもできるし、「転職のいい機会」と捉えることもできる。
挨拶したのに反応がなかった(という事実)に対して、「むかつく!」と捉えることもできるし、「気づかなかっただけかな」と捉えることもできる。
といったように、同じ「事実」に対しても、ひとつの側面だけではなく、別の側面もあるし、多面的に捉えることもできるんですよね。どう捉えるかによって、気分もかなり変わってくるかと思います。
認知行動療法の視点
認知行動療法では、「出来事そのもの」ではなく、それに対する認知(考え方・捉え方)が感情や行動に影響すると考えます。
つまり、このコップの例も、「水が半分入っている」という事実は同じでも、 そこにどんな意味づけをするかで、安心にも不安にもなるということ。
リフレーミングの視点
リフレーミングとは、物事の「枠組み(フレーム)」を変えて見ることで、意味づけを柔軟にしていく考え方です。
「こういう面も、ああいう面もある」 「こうとも言えるし、ああとも言える」。「白か黒」だけではなくて、グレーもある。という感じで、いろんな方向から捉えることができるということ。
ネガティブに捉われた時の視点の切り替え
ある側面から捉えたことで、不安になったり、悔しい、腹立がつ、といったネガティブな気持ちを持つことが、モチベーションになったり、不安に備えたり、次の前向きな行動に繋がるのであれば、その捉え方も有益ではありますよね。
でも、起きた出来事や、誰かの言動に対して、しんどくなるような側面からの捉え方になることで、行動できなくなったり、しんどい感情から抜け出せなくなる場合は、
「こういう面も、ああいう面もあるな」
「こうとも言えるし、ああとも言えるな」
「白黒じゃなく、グレーもあるな」
っという感じで、違う側面を見つけるだけでも、気持ちが変わっていきます。気持ちが変わると、行動も変わっていきます。
違う側面を見つけることって、最初は難しく感じるかもしれませんが、練習していくとだんだん慣れていきます。慣れてくると、違う側面・別の捉え方が瞬時に見つけれるようになっていきます。
というか、違う側面を見つけるのが楽しくなってきます。そうすると、視野が広がり、しんどい感情に捉われる時間がグッと短くなっていきます。
柔軟な視点を持てることは、人生を軽やかに過ごすための秘訣の一つでもあります☆
心の枯渇と「ネガティブな捉え方」
そして、もう一つ。
コップの水が半分「しか」入っていないというのは、枯渇している、潤っていない状況だから、「足りない!」と思えてしまうわけなんですよね。
つまり、喉の渇きと一緒で、自分が満たされていない、足りていないと感じている、思うように生きられていないといった心の状況では、同じ事実でも、ネガティブな側面ばかりが見えてしまうということが起きます。
「足りている」と捉えていくためには、自分を満たして、自分らしく生きていることが大切になります。そうすれば、今までは、ネガティブに捉えてしまっていたものの見え方が変わり、①のように事実として受け止めれたり、②のように「足りている」という側面で受け止めれるようになっていきます。
アダルトチルドレンと「心の枯渇」
アダルトチルドレンの方は、幼少期から、ずっと自分の心が枯渇して、満たせていない状態の方が多いと思います。
幼少期を癒して、自分を満たしていけるようになることで、少しずつ捉え方が変わっていきます。
是非、そのサポートをさせていただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
では、また書きますね♪

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