20代後半頃にアダルトチルドレンを自覚していたんですが、
その頃は、自分と向き合った気になっただけ…、
克服したふうで終わってしまっていたんですよね…。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
セラピストのKOHIROです。
休職して、心療内科へ通い、
カウンセリングも受けながら、
心理学や心理療法について学ぶようになってから、
ようやく、自分自身や自分の過去と向き合うことができて、
今、こうしてセラピストとして活動していますが、
これは、すべて40歳以降のことなんですよね。
でも、実は、アダルトチルドレンを自覚したのは、20代後半でした。
その頃は、
”生きづらい”と感じていたというよりは、
主に、恋愛が上手くいかないなって思っていたんですよね。
相手に合わせ過ぎてるな、
いつも似たようなパターンで終わるな、
長くつき合うことができないな、
などなどの繰り返しで、なんだか疲れてました。
で、たまたま本屋で、
アダルトチルドレンという聞きなれない言葉を目にして…
いくつかある中の本の一つを読んでいくと、
当てはまる特徴が、いろいろ書かれていて、
めちゃくちゃしっくりきて、
あ!自分、これだ!
自分が、アダルトチルドレンを自覚した瞬間でした。
今となっては、
本のタイトルも覚えてないですが、
その中には自分でできるワークなんかもあったんですよね。
小さい自分をイメージして、
その小さい自分に言葉をかける、抱きしめてあげる、
インナーチャイルドを癒す的なワークだったと思います。
なので、やってみるわけですよ。
でも、こんな感じでいいのかなぁ?
ちゃんとできているのかなぁ?
今思えば、やったふう…、だったんだと思います…。
当時は、そもそもやる意味があまり分かってなかったかも?
なので、いまいち効果も実感できず、
完全にやったふう…(笑
更に、その本の中には、親に思いを伝えてみましょう、
みたいなのも書いてあったんですよね。
なので、これもやってみるわけですよ。
ただ、親とはいろいろあって、
もう何年も疎遠になっていたし、
面と向かって伝えるのは抵抗があったので、
よし!手紙に書こう!と。
どういう生きづらさがあるのか、
それが幼少期の親の接し方が要因であることらしいなど、
本に書かれている内容も踏まえて…。
文句っぽく書かず、丁寧に書いたし、
理解してくれるかもな、謝ってくれるかもな、
これで、楽になるのかもなとか、
勝手な期待を込めて送ったわけです。
で、しばらくして、親から返事が来たんですよね…。
でも、その返事には…
謝るどころか、
言い訳としか思えないような言葉が並んでいて、
更には、あんたがアダルトチルドレンだと言うなら、
お母さんだってアダルトチルドレンだ!と。
おっと、全く、期待してたものとは違いました…
怒り?悲しさ?虚しさ?諦め?
当時は、おそらく、そんな感情が沸いて、
あぁ、もうこれで、親とは会うことも、
関わることもないな、と。
なので、本に書いてあった、
自分のインナーチャイルドを癒すワークや、
自分と向き合うということは、
なんとな~く、やったふう、
アダルトチルドレンを克服したふう、で終わって、
その内、アダルトチルドレンということも忘れているような日々…
でも、やったふうだっただけなので、
結局、またアダルトチルドレンとしての生き方を
重ねていくことになるんですよね…
自分一人で向き合うワークをしていると、
やれてるかどうか分からなくなることもありますし、
イメージしづらかったりします。
親に直接伝えるということも、
親は忘れていることもあるし、
親の言い分も当然出てきて、
分かってもらえるどころか、
言わなきゃよかった…と、
むしろ、虚しくなったり、悲しくなったり、
怒りが沸いてくることにも繋がります。
そこで、使えるのが、ヒプノセラピーなんです。
催眠状態に入ることで、
イメージがしやすくなったり、
感情や感覚を味わいやすくなります。
さらに、自分が本当はどうありたいのか、
自分の本当の思いを引き出しやすくなります。
潜在意識には、
現実と想像の区別をしないという特徴があるので、
イメージの中の親に、思いを伝えることで、
現実の親に言ったぐらいの効果にも繋がっていくんです。
ずっと抑え込んだ思いは、
適切に働きかけていかない限り、
消えてくれはしないんです。
だから、今までの思考・感情・行動パターンを繰り返して、
生きづらさを抱えてしまう…。
抑え込んだ思いを解放していく、
傷ついた子どもの頃の自分を癒していく、
植え込まれた価値観や捉え方を適切に変えていく、
など、
自分の内面と向き合っていくことは、
セラピストのサポートがあった方が、
より安心で効果的に取り組んでいけると思います。
私も、20代の頃、アダルトチルドレンを克服した風、
自分の内面と向き合った風、で終わっていましたが、
その後、うつ&適応障害で休職…。
ちゃんと必要なタイミングで、自分に合った形で、
いよいよ、自分と向き合わなきゃいけないことが起きるんですよね~。
風では終わらせてくれないんです(笑
で、後々、ヒプノセラピーにも辿り着き、
本当の意味で自分の内面と向き合うことができたんですよね。
アダルトチルドレンを自覚している方、
生きづらさを抱えている方、
みなさんそれぞれ、
ご自身や過去と向き合うタイミングが来るかと思います。
その時は、是非、サポートさせてください!
ちなみになんですが、
言い訳ばっかでうんざり!
と二度と読むことがなかった親からの手紙…。
自分と向き合っていく中で、改めて読んでみると、
全然そんなふうには思えずに読めたんですよね~。
書いてあることは同じなのに、
捉えたいようにしか捉えないってことだなぁ、
としみじみ…。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
では、また書きますね♪
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