その他の療法

大切な方（家族・パートナー・友人・ペットなど）を亡くされた方は、悲しみが癒えなかったり、後悔の念にかられたり、突然の別れが受け入れられなかったり…。

深い喪失感の中、生きる気力が湧かない、生きる意味が見出せない、心身に不調が伴うこともあります。

催眠状態の中、イメージを通して亡くなった大切な方と再会し、伝えたかったこと、聞きたかったこと、して欲しかったこと、してあげたかったことなどの対話や交流を行っていきます。

それにより、悲しみや苦しみが癒され、感情が変化し、気持ちが整理できる。そして、いつでも心の中で繋がっていると確認できることで、生きるエネルギーが蘇り、安心感や温かな気持ちで日々を過ごしていける。このような効果が期待できる療法です。

誰でも自分の中には、様々な自分、様々な部分（パーツ）があって、それらによって自分を構成しています。

例えば、ポジティブな自分とネガティブな自分、進みたい自分とストップをかける自分、休みたい自分と休めない自分などの葛藤や、不安、恐怖、嫉妬、批判、緊張、痛みなどの感情や身体感覚なども、すべて自分の一部です。

嬉しい、楽しい、ポジティブなど、自分が生きていく上で問題にならない部分は受け容れやすいですが、生きづらさの要因になるような部分は受け容れにくく、取り除こう・排除しようとしてしまいがちです。しかし、一見マイナスのように思える部分も、その奥には肯定的な意図があって、自分のために必要な要素として存在してくれているのです。

分身療法では、排除したくなるようなマイナスに思える部分が、どのような役割を担い、何のために存在しているのか、その奥にある肯定的意図を見つけたり、その肯定的意図を満たす他の方法を見つけたり、葛藤しているそれぞれの部分を擬人化して対話させたりしながら、自分の大切な一部として理解し、どのようになっていくことが良いのかを統合させていくことで、問題解決や自己成長に繋げる療法です。

ハイヤーセルフとは、高次元の自己、高次元の自分自身です。潜在意識の中に存在していて、自分自身を見守り、導いてくれる存在です。

その姿は、神々しい姿であったり、光のようなイメージであったり様々です。

催眠状態でハイヤーセルフと繋がっていき、今抱えている課題の意味や解決法、これからどのようになっていくことが魂の成長のために必要なのかなどを、自分自身を超えた広い視野、高い次元からアドバイスやメッセージとして受け取ることで、課題をクリアできたり、生きる目的を感じたり、常に見守ってくれる存在がいることでの安心感や心強さ、パワーやエネルギーを感じていけるものとなります。

ハイヤーセルフ単体で扱うというよりは、年齢退行や前世療法の中で、必要に応じて扱っていく場合が多いものとなります。